資本循環と資本回転率。簡潔に説明します。

資本循環とは、資本調達、資本投下、資本回収の3項目を、お金(資本)という生き物が、姿や形を変えて、資本調達をスタート地点として、資本回収というゴール地点で、元のお金(資本)に戻ることを言います。

簡単に言うと、資本(お金)調達した後、商品(資本投下)を仕入れ、資本回収(元のお金+儲け)になる運動のことを言います。

また、資本循環とは、資本調達、資本投下、資本回収の3つの循環は、1回転だけではなく果てしなく回転することを言います。

以下、簡潔に説明します。

資本循環と資本回転率。簡潔に説明します。資本調達(資金調達)。

資本を構成するものには様々なものがありますが、ここでは、資本とは「お金」と考えます。

資本「お金」を集めるには様々な手段があります。株式を上場したり、親戚から資金を援助してもらったり、自己でお金を用意したり色々あります。

このように、お金を集めることを資本調達(資金調達)と言います。

資本循環と資本回転率。簡潔に説明します。資本投下(資金投下)

先の項目で、集めた資本(資金)は、そのままにしておいても利益(儲け)は発生しません。

そこで、その集めた資本から利益(儲け)を発生する方法を考えなければなりません。

例えば、金融機関に預金する方法があります。アメリカのウォーレンバフェット氏のように集めた資本を投資に回す方法もあります。

さらに、商品などを購入して、売却益を出す方法も考えられます。

このように、集めた資本(お金)を何かに、投下することを資本投下(資金投下)と言います。

また、投資という場合もあります。

これらのもつ言葉の意味は、資金(お金)から、何かに形を変えたものに変化させることによって、儲け(利益)を発生させていく仕組みを表しています。

資本循環と資本回転率。簡潔に説明します。資本回収(資金回収)

先の項目で、例えば、資本(お金)を商品を買って、取得原価(仕入値)+儲け(利益)で売却することを、資本回収(資金回収)と言います。

これら1連のお金から始まって、最終的にお金が手元に入ることを資本循環と言います。

これら1連の資本循環は、基本的には、循環回数が多ければ多いほど、手元には儲け(利益)が多く残ります。

資本循環と資本回転率。簡潔に説明します。資本回転率

上記から分かるように、1連の資本循環は、基本的には、循環回数が多ければ多いほど、手元には儲け(利益)が多く残ります。

この資本が何回転もする形態を資本回転率と言います。

基本的には、回転率が多ければ多いほど。あるいは、回転速度が早ければ早いほど良いということになります。

ただし、業種などによって、違いがあります。

総資本回転率(回)=売上高(年商)÷総資本

資本循環と資本回転率。簡潔に説明します。クリーンサープラス

資本と儲け(利益)の関係は、大変重要です。

資本のことを元手という場合があります。資本(元手)を調達して、その元手をもとに資本投下を行い、資本(お金)の回収を行いますが、売買目的有価証券の時価評価のように、有価証券を時価評価した場合は、お金(資本)が手元に入金しなくても、「リスクからの解放」という概念を使用して、儲け(利益)を認識します。

自己の資本(お金)をいくら投下したのか、また、儲け(利益)はいくらあったのか。これらはクリーンサープラスと深い関係をもちます。