「2015年9月」の記事一覧

自賠責保険の基本4昧質と濾紙ディスク法

自賠責保険法においては、人間の味覚感知能力を基本4昧質としています。

この基本4昧質とは、甘味、酸味、塩味、苦味のことを指します。
また、本来備わっているはずの基本4味質が損傷されていないか否かを調べ濾紙ディスク法です。

味覚を感じる部分は、「舌」であるため、甘味、酸味、塩味、苦味を浸した濾紙(シート)「舌」にのっけて、その味が感じることができるか、また、どの程度の強さで、その味を感じ取れるか否かでテストします。

自賠責保険-口の障害と障害等級-要領(9)-1

(イ)舌の異常、咽喉支配神経の麻痺等によって生ずる嚥下障害については、その障害の程度に応じて、そしやく機能障害に係る等級を準用すること。

(ロ)味覚障害については、次により取り扱うこと。
     
a 味覚脱失
  
(a)頭部外傷その他顎周囲組織の損傷及び舌の損傷によって生じた味覚脱矢については、第12級を準用すること。

(b)味覚脱失は、濾紙ディスク法における最高濃度液による検査により、基本4昧質すべてが認知できないものをいう。
 
b 味覚減退

後遺障害の補てつ(補綴)(prosthesis)

補てつ(補綴)とは、交通事故等によって身体の欠損した部位の形態と機能を人工物で補うことを指します。

補てつ(補綴)等の呼称は総称であり、一般的には、使用したものの種類を該当させているケースが多いようです。

補てつに相当するものは英語では義肢(prosthesis)とされています。

義手を(upper limb prosthesis)、義足は(lower limb prosthesis)等となっています。

また、自動車賠償責任法でいうところの「補てつ」とは、上記のように義手や義足は当然のこと、さらに、口部における歯牙損傷時の義歯、クラウン、ブリッジ等の、人工物を使用し、後遺障害の機能を補完するといった広い意味に使用されています

自賠責保険-口の障害と障害等級-要領(8)

口の障害と障害等級-要領については以下のとおり規定されています。

本項は、言語機能に障害があるものについて記載します。

「そしやく又は言語機能障害と歯牙障害が存する場合であって、そしやく又は言語機能障害が歯牙障害以外の原因(たとえば、顎骨骨折や下顎関節の開閉運動制限等による不正校合)にもとづく場合は、労災則第14条第2項及び第3項により併合して等級を認定すること。
ただし、歯科補てつを行った後に、なお、歯牙損傷にもとづくそしやく又は言語機能障害が残った場合は、各障害に係る等級のうち、上位の等級をもって認定すること。」

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