「2014年5月」の記事一覧

嚥下障害(えんげしょうがい)

嚥下障害(えんげしょうがい)について分かりやすく記載します。

まず、『嚥』ですが、これには「のみこむ」という意味があります。通常私たちが日常使用しているソフトドリンクやビールといった液体を「飲む」というイメージではなく、噛み砕いた後の食べ物をのみこむといったイメージです。

では何故、嚥下障害のような後遺障害が発生するのか、考えていきましょう。
ヒトの口は、食べ物を食べたり、声を出し他人と会話したり、また、口で呼吸したりと多様な役目を担っています。

この口は、その役目の1つの食べ物を食べるときに、

1.舌で食べ物を咽頭へ送りこみます。

2.次に、軟口蓋と喉頭蓋は、食べ物がが鼻腔と喉頭へ入らないように閉じます。

歯科補てつを加えたもの    

交通事故によって発生する咀嚼障害には、歯や歯茎等を要因として起こるものがあります。

歯や歯茎等に強い衝撃を受けた場合には、当該部位が欠損したり、その機能を喪失したりすることがあります。

当事務所で扱ったケースでは、普段、歯のケアで通院している歯科で、通常のカルテ等と比較立証しました。

一般に「補綴(ほてつ)」とは、身体の欠損した部位の形態と機能を人工物で補うことを指す。とされています。

下顎の開閉運動等

口部の咀嚼(そしゃく)障害に関連して、下顎の開閉運動等について記載します。

日常生活ではあまり意識する機会がないのですが、咀嚼運動に関して専ら大きな役目を担っているのは、下顎の開閉運動です。

この下顎を支えている骨が下顎骨(かがくこつ)です。

この下顎骨が上下に開閉運動することによって、下顎に付属している歯が食べ物を噛み砕き、食道に送られるようになります。

下顎骨は、咀嚼筋(そしゃくきん)がリンクしています。

この咀嚼筋が伸縮運動を行うことによって、下顎は上下し食べ物が咀嚼されます。

嚼(そしゃく)障害

交通事故によって負う障害に口部の咀嚼(そしゃく)障害があります。

咀嚼とは、食べ物を咬筋(こうきん)や下顎(動くのは下顎です。)、舌などが連動してして、さらに歯で噛み砕くことによって粉々になります。

この粉々になった食べ物が唾液と混ざり合って、ゴクンと飲み込みます。

この咀嚼は、咬筋や下顎の筋運動だけではなく、舌がこれにリンクし、さらに自分の舌を噛んだりしないように絶妙なタイミングで歯が連動します。

自賠責保険-口の障害と障害等級-要領(3)

「口の障害

・嚥下障害、味覚脱失等障害等級表に掲げていない口の障害については、労災則第14条第4項により、その障害の程度に応じて、障害等級表に掲げている他の障害に準じて等級を認定すること。

・障害等級認定の基準

・そしゃく及び言語機能障害

・そしゃく機能の障害は、上下咬合及び排列状態並びに下顎の開閉運動等により、総合的に判断すること。

・「そしやく機能を廃したもの」とは、流動食以外は摂取できないものをいう。」

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