自賠責保険-「なおったとき」(症状固定時の定義)

交通事故による後遺障害の「なおったとき」(症状固定時)の定義については、労働基準法における障害補償並びに労働者災害補償保険法(以下「労災保険法」という。)に規定されていますので、当該規定を記載します。

以下「  」が規定です。

「なおったとき」とは、傷病に対して行われる医学上一般に承認された治療方法(以下「療養」という。)をもってしても、その効果が期待し得ない状態(療養の終了)で、かつ、残存する症状が、自然的経過によって到達すると認められる最終の状態(症状の固定)に達したときをいう。

したがって、障害程度の評価は、原則として療養効果が期待し得ない状態となり、症状が固定したときにこれを行うこととなる。

ただし、療養効果が期待し得ない状態であっても、症状の固定に至るまでにかなりの期間を要すると見込まれるものもあるので、この場合は、医学上妥当と認められる期間を待って、障害程度を評価することとし、症状の固定の見込みが6カ月以内の期間において認められないものにあっては、療養の終了時において、将来固定すると認められる症状によって等級を認定することとする。

また、「労働能力」とは、一般的な平均的労働能力をいうものであって、被災労働者の年令、職種、利き腕、知識、経験等の職業能力的諸条件については、障害の程度を決定する要素とはなっていない。」

換言しますと、症状の固定時とは、治療の効果が期待できない状態で、かつ、最終の状態であること。

したがって、後遺障害の評価とはこの時点を持って行うこと。

また、症状の固定には6カ月、これを超える場合においては療養の終了時に後遺障害の評価を行うこととされています。

さらに、労働能力とは、あくまでも一般的な平均労働能力を指すものであって、個々の諸条件を加味したモノとはなっていないということです。

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