後遺障害の適正申請のために関節の強直を正しく理解!

上肢または下肢の関節の後遺障害、特に機能障害に深く関連する強直について説明します。

別項の規定でも触れていますが、「関節の強直(きょうちょく)」とは、関節の完全強直又はこれに近い状態にあるものをいいます。

*要するに、「ほとんど可動しない」という状況です。

具体的には、「これに近い状態」とは、関節可動域が、原則として健側(けんがわ)の関節可動域角度の10%程度以下に制限されているものをいい、

*健側(けんがわとは、要するに健康な方の側という意味です。一方、障害の存在する方の側を患側(かんがわ))≒要するに患っている方の側という意味です。この2つに呼称されます。

「10%程度」とは、健側の関節可動域角度(せき柱にあっては、参考可動域角度)の10%に相当する角度を5度単位で切り上げた角度とすることとされています。

*更に、分かりやすく言いますと、例えば完全に関節が「ピン」と伸びきって固着した状態で(例えばロボットの手や足のようなぎこちない動き)でなかったとしても、上記の状態(ほんの少ししか動かない状況)にあるならば、これを強直(きょうちょく)として認めるという意味です。

ここでのポイントは、正確に・適正に可動域を測定することです。
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