交通事故-死亡による損害-葬儀費・逸失利益(自賠責保険)の支払額➀

交通事故-死亡による損害-葬儀費・逸失利益(自賠責保険)の支払額

第4 死亡による損害

死亡による損害は葬儀費、逸失利益、死亡本人の慰謝料及び遺族の慰謝料とする。

後遺障害による損害に対する保険金等の支払の後、被害者が死亡した場合の死亡による損害について、事故と死亡との間に因果関係が認められるときには、その差額を認める。
               

1.葬 儀 費

(1)葬儀費は、60万円とする。

(2)立証資料等により60万円を超えることが明らかな場合は、100万円の範囲内で必要かつ妥当な実費とする。

2.逸失利益

(1) 逸失利益は、次のそれぞれに掲げる年間収入額又は年相当額から本人の生活費を控除した額に死亡時の年齢における就労可能年数のライプニッツ係数(別表Ⅱ-1)を乗じて算出する。

ただし、生涯を通じて全年齢平均給与額(別表Ⅲ)の年相当額を得られる蓋然性が認められない場合は、この限りでない。

➀ 有 職 者

事故前1年間の収入額と死亡時の年齢に対応する年齢別平均給与額(別表Ⅳ)の年相当額のいずれか高い額を収入額とする。

ただし、次に掲げる者については、それぞれに掲げる額を収入額とする。

ア.35歳未満であって事故前1年間の収入額を立証することが可能な者

事故前1年間の収入額、全年齢平均給与額の年相当額及び年齢別平均給与額の年相当額のいずれか高い額。

イ.事故前1年間の収入額を立証することが困難な者

(ア)35歳未満の者
  
全年齢平均給与額の年相当額又は年齢別平均給与額の年相当額のいずれか高い額。

(イ)35歳以上の者

年齢別平均給与額の年相当額。

ウ.退職後1年を経過していない失業者(定年退職者等を除く。)

以上の基準を準用する。この場合において、「事故前1年間の収入額」とあるのは、「退職前1年間の収入額」と読み替えるものとする。

➁ 幼児・児童、・生徒・学生・家事従事者

全年齢平均鈴与額の年相当額とする。ただし、58歳以上の者で年齢別平均給与額が全年齢平均給与額を下回る場合は、年齢別平均給与額の年相当額とする。
 
➂ その他働く意思と能力を有する者

年齢別平均給与額の年相当額とする。ただし、全年齢平均給与額の年相当額を上限とする。  

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