後遺障害の適正申請のために中枢神経系と末梢神経系を正しく理解!

交通事故によって大きな衝撃を受けた場合に、ヒトの神経系統が大きなダメージを負い後遺障害が発生する場合があります。

本項では神経系統について分かりやすく説明します。後段において、発生が懸念される後遺障害やその後遺障害の発生を検証する検査について記載します。

ヒトの神経系は、中枢神経系と末梢神経系に分類できます。

1.まず中枢神経系について分かりやすく説明します。

中枢神経系は脳と脊髄から構成されます。

脳は大脳、中脳、橋、延髄、小脳に分類することができます。

大脳は、新皮質が知的活動、旧皮質が本能・情動・記憶、間脳が感覚情報の中枢・自律神経機能等の重要な役目を担っています。

脳幹の中脳、橋、延髄は呼吸・循環等生命維持活動の中枢の重要な役目を担っています。

延髄は反射の重要な役目を担っています。

以上から分かるようにヒトが生命維持を行う上で、重要な役目を担っています。

要するに、これらの機能が損なわれた場合は高次の後遺障害に該当するケースが出てきます。

2.末梢神経は、末梢(端、末端)の各器官(筋肉や皮膚の感覚受容器(要するに表在感覚の場合は温度感覚受容器、痛覚受容器で、深部感覚の場合は筋紡錘・ゴジル腱器管・関節受容器等様々な感覚をキャッチするセンサー))と中枢神経とを結ぶものです。

この末梢神経も重要な役目を担っており、この末梢神経の機能が損なわれると筋肉を稼働させることができなくなったり、皮膚や身体の深部からの情報が適正に伝わらなくなります。

要するに、これらの機能が損なわれた場合は高次の後遺障害に該当するケースが出てきます。

これらの症状が発生しているか否か、後遺障害の発生を検証する手法の1つとして、徒手筋力検査(MMT)・血液検査・髄液検査・末梢神経伝導検査等が存在します。
サブコンテンツ

このページの先頭へ