MRI画像を後遺障害の挙証に適正に活用!

交通事故によって発生した障害の有無を検証する方法の1つに、身体の軟部組織に異常が無いか否かのデータを把握するために、MRI画像が活用される場合があります。

別項で既述しましたが、レントゲン・XP画像やCT画像が障害の有無を検証するのを得意とする分野と、MRI画像が障害の有無を検証するのを得意とする分野は異なっています。

よって、一般的には、まずレントゲン・XP画像によって骨格系統の障害の有無を検証した後に、MRI画像を活用して身体の軟部組織に後遺障害の発生の要因があるか無いかを検証するという方法がとられます。

MRI(磁気共鳴画像)とは、magnetic resonance imagingの頭文字をとったものです。

レントゲン・XPやX線CTとは異なり放射線を使用せず、磁気を使用していることがMRIの大きな特徴です。

非常に高価な装置ですが最近は、大小の病院に係らず設置されているようです。

病院に行って見て頂くと分かるのですが、頭部の位置に大きなドーナツ状の円形の装置があります。
この中に、磁気を発する装置が組み込まれています。

MRIは身体の中にある軟部組織の異常の有無を、磁気を投射することによって起きるプロトンという物質の動きに着目してT1・T2強調画像等に反映させます。

頭部への検査以外でも、骨壊死、関節炎、靱帯損傷、軟部腫瘍等にも有効とされています。

時々、後遺障害診断書に『高輝度(こうきど)』の信号と既述してある場合があります。

これは、MRI画像の特有の表現です。上述したようにMRIは磁気を使用しています。
よって、磁気に反射したモノがキラキラ輝いた状態に見えます。これを指して『高輝度』または『高信号』といいます。

X線CT画像は『高吸収(こうきゅうしゅう)』画像等の言葉を使用する場合があります。
*X線は体内を貫通して、患部に異常が無いかを確認します。よって、『高吸収』です。

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