レントゲン・XP画像を後遺障害の挙証に適正に活用!

交通事故で骨折等の傷害を負った場合に、一般的には、まずレントゲン・XPにより一般画像検査が行われます。

本項では、レントゲン・XP検査の特徴について記載します。

X線撮影(エックスせんさつえい)は、エックス線を患部・骨折部位等に照射し、透過したエックス線をフィルム等に映し出し、患部・骨折部位等の状況を推定する画像検査法の一種です。

X線の発見者であるヴィルヘルム・レントゲンの名前をとり、レントゲンという場合とX‐ray Photograph を略して X-P という場合があります。

x線を患部に放射した時に、骨などはX線が透過しにくいためフィルムには白くうつります。逆に空気などはX線が透過しやすいため、写真上黒くうつります。

この差を利用して単純X線撮影では、人体を透過したX線の量を白黒の写真として表す検査です。

この結果映し出される画像と正常な画像を比較して、交通事故によって起きた異常があるか否かを挙証することになります。

*単純の名称が付くか付かないのかは、撮影の際に造影剤を使用するか否かの違いです。

後遺障害の挙証に関して有効性が認められる症状

このレントゲン画像から得られる情報は平面的な画像です。

*日常生活等でデジタル写真に活用される静止画像と同じイメージで結構です。そして、1方向からの画像です。

よって、骨折部位等の状況を適切に把握するには、1方向からの画像ではなく複数方向からの撮影が行われることによって、適切な状況把握が行われることとなります。

近時は、レントゲンの他にCTやMRI等の撮影方法が駆使されていますが、依然として以下の症状の異常性の発見に有効性を具備しているのでレントゲンは使用され続けられています。

骨・関節部位における骨折・骨腫瘍・骨髄炎・関節炎等です。

また、交通事故で頸椎捻挫(いわゆるむち打ち症等)に対しても、頸部に対して衝撃があった場合は初期画像検査では必須の検査手法と思われます。

この他に、下肢の短縮障害が発生した場合に両足の長さの比較する必要性からXP・レントゲン画像の腰部からの、連続写真(画像)が後遺障害の認定上有効になる場合があります。

その画像は、一般人には1枚の画像を連続させているため『ロール画像』と呼んでいます。

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