後遺障害の適正申請のために開放性骨折・閉鎖性骨折を正しく理解!(2)

開放性骨折・閉鎖性骨折の第2項です。

第3段階の理解では、何に対して開放性・閉鎖性というのかを解説します。

ずばり、この基準になっているのは皮膚(先ほどの実験の割り箸の紙・または白いビニール袋)です。

開放性骨折の定義を言います。骨折した時点で傷口が開いたままの状況が開放性です。

開放性骨折とは、骨折部と外界を遮断している幕・壁・ファイヤー・ウォール(防火壁)の役目を担っている皮膚が損壊して、骨折部と外界(要するに空間です。)が直接接触してしまう形態の骨折です。

この骨折のどこが問題なのかといいますと、この傷害部位が直接に空気等と接触することによって、本来の骨折以外に感染症等の発生が懸念されるからです。

実際、当事務所でこのような骨折の傷害を負ったクライアント様の中に、長期の治療中いわゆるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌≦多剤耐性球菌)感染症に感染したクライアント様がいらっしゃいました。

*抗生物質と菌の耐性については機会があったら、分かりやすく述べたいと思っています。

骨折は当然ながら重篤な傷害ですが、開放性骨折の場合は、同時に2次的傷害の防止に重要な注意が必要となります。

閉鎖性骨折とは、上記の開放性骨折とは全く正反対の説明になります。

開放性骨折・閉鎖性骨折ともに部位によってですが、高次の後遺障害に結びつく可能性があります。

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