嚥下障害(えんげしょうがい)

交通事故による嚥下障害(えんげしょうがい)については自賠責保険で規定されています。

嚥下障害(えんげしょうがい)について分かりやすく記載します。

まず、『嚥』ですが、これには「のみこむ」という意味があります。通常私たちが日常使用しているソフトドリンクやビールといった液体を「飲む」というイメージではなく、噛み砕いた後の食べ物をのみこむといったイメージです。

では何故、嚥下障害のような後遺障害が発生するのか、考えていきましょう。
ヒトの口は、食べ物を食べたり、声を出し他人と会話したり、また、口で呼吸したりと多様な役目を担っています。

この口は、その役目の1つの食べ物を食べるときに、

1.舌で食べ物を咽頭へ送りこみます。

2.次に、軟口蓋と喉頭蓋は、食べ物がが鼻腔と喉頭へ入らないように閉じます。

3.このとき、反射的に食べ物は食道へ流れます。

4.更に、食道にきた食べ物は、胃に運ばれて行きます。

1.から4に至る運動は全て、延髄の嚥下中枢神経によってコントロールされています。

このコントロール機能が正常に機能しているからこそ、食べ物を食べても気道に食べ物が入り込んだりせず、一方のバルブが開いているときは、他方の
バルブが閉じて「誤嚥(ごえん)」が生じないような仕組みになっています。

ところが、交通事故によって何らかの不都合が発生すると、この嚥下運動に機能障害が発生することが懸念されます。

咀嚼障害や嚥下障害は、その原因が輻輳していることが懸念されるので医師の適正かつ十分な診断を受けることが何より重要です。

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